コンビニエンスストアは激しい競争の世界の中にあります。そのためかなり早いペースで店舗の閉鎖や開業が繰り返されて得いると言う環境にあるのが特徴です。そのため居抜き物件が発生しやすい分野であると言えます。コ店舗の跡地をそのまま別のコンビニとして使うこともあり得ない話ではありませんが、全く別の事業目的で買い上げて使用するという仕組みが構築されています。駐車場が整備され、使いやすいデザインにまとめられている店舗は居抜き物件として非常に恵まれたものであると言えます。

コンビニエンスストアの居抜き出店

居抜き出店は、主に小売業や飲食業で用いられる出店方法です。新築で出店する場合と比較して、電気や空調をそのまま流用できますので、内装工事などを中心とした新規出店費用を低く抑えることができます。小売業の中でも特にコンビニエンスストアで良く用いられています。例えば、以前ローソンだったところがセブンイレブンに変わっていた等のケースがよく見られます。また、同じセブンイレブンでもオーナーが代わっていたというケースもあります。コンビニエンスストアの場合、どこの会社でも店舗の広さは同じくらいですので、居抜き出店をしやすい業種形態であると考えます。また、水道の位置、レジの位置、雑誌を置く位置、陳列棚を置く位置、コピーを置く位置、ATMを置く位置なども、従来使用していた店舗と同じように使用できますので、レイアウトを考える手間も省けるというメリットもあります。